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ニュース・フラッシュ

2015年6月15日 北京 森永正裕

中国:内モンゴル包頭市レアアース業界における転換・高度化を促進

 現地報道によれば、包頭市委員会の「5421」戦略目標を確定し、レアアース新材料基地の建設を促進するため、包頭市経済信息委員会は「工業情報化部弁公庁、財政部弁公庁発レアアース産業転換・高度化モデル事業の展開に関する通達」(工信庁聯原「2015」56号)の要求に基づき、「包頭市レアアース産業転換・高度化事業のモデル実施計画案(2015-2017)」(以下「モデル計画案」と略称)に対する編成作業を行い、基本状況、実施目標、任務の配置及び保障措置の4つの面から今後3年間の包頭市のレアアース産業転換・高度化事業を配置した。

 6月10日、国家工業情報化部、財政部が「包頭レアアース産業の転換・高度化モデル計画案への返答に関する通達」(工信庁聯原「2015」61号、以下「通達」と略称)を公布し、同「モデル計画案」で定めた包頭を国内最大のレアアース新材料末端実用技術の研究と産業モデル基地を築くという全体目標、提出した大規模集団の建設促進や重点企業の転換・高度化加速または新型実用企業の養成など重要任務と関連保障措置を原則的に認可する。専門家評価審査により確定した電動自動車用ハイレベル磁石材料、新型高効率レアアース変性研磨液及び実用産業化など投資総額53.8億元に達する33件のレアアース産業転換・高度化モデル重要プロジェクトに対し、2015年より、3年以内に包頭市に10億元近くの資金支援を提供する。同「通達」において、「モデル計画案」を真剣に実施し、指導を強化し、協調メカニズムを設置し、管理方式を改善し、資源配分における市場の決定的役割を充分に果たす。2017年末まで、包頭市のハイレベルレアアース磁石材料、水素吸蔵材料、特種合金における国内市場占有率をそれぞれ2014年の10 %、12 %と15 %から30 %、30 %と40 %以上に引き上げる。包頭市を国内最大のレアアース新材料、末端実用技術研究開発と産業化モデル基地に築く。

 6月13日、北方希土傘下の包頭希土研究院、内モンゴル包鋼希土磁石材料有限責任公司、包頭市瑞鑫希土金属株式有限公司、包頭市蒙希磁石業有限公司、包頭天驕清美希土研磨剤有限公司、包頭市希宝博為医療システム有限公司の関連プロジェクトを「包頭市レアアース産業の転換・高度化モデル実施計画案(2015-2017)」に導入し、以上の「通達」に基づき3年以内は国家財政資金における支援を受ける予定。なお、具体的金額についてはまだ定められていない。

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