閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2015年6月22日

メキシコ:北米鉱業企業3社、2015年はメキシコでの金生産の躍進が期待

 2015年6月16日付け業界紙等によると、加Timmins Gold社、米Argonaut Gold社及び加 Primero Mining社は、メキシコにおいて4つの新規プロジェクト及び1つの鉱山拡張計画により、金生産量の合計が12.4 t/年以上の増加が見込まれることから、2015年は相当程度の躍進が期待できる。なお、各社のトピックスは以下のとおり。

◯加Timmins Gold社(本社:バンクーバー)
本年5月に加Newstrike Capital社(本社:バンクーバー)がGuerrero州に保有するAna Paula金・銀プロジェクトを140百万C$(113百万US$)で買収、金生産量3.6 t/年、銀生産量7.4 t/年、鉱山寿命8.2年、初期投資額164百万US$を見込む。また、昨年12月に加Goldgroup Mining社がVeracruz州に保有するCaballo Blanco金プロジェクトを30百万US$で買収、金生産量2.8 t/年、初期投資額84.8百万US$を見込む。これらにより同社のメキシコにおける金生産量は、現在Sonora州に保有するSan Francisco金鉱山による金生産量3.7 t/年(2014年)から172 %増加し10.1 t/年となる見通し。なお、両プロジェクトとも開発初期段階ではあるが、予備的経済性評価(PEA)によると両プロジェクトともに現在の金属市況でも十分に経済性がある。

◯米Argonaut Gold社(本社:レノ)
Durango州に保有するSan Agustín金プロジェクトに関しては、金換算で金生産量1.6~1.9 t/年、許可取得に6~12か月、建設については更に5~7か月を要する見通し。また、Baja California Sur州に保有するSan Antonio金プロジェクトに関しては、金生産量2.2~3.9 t/年、建設については7~9か月を要する見通し。これらにより同社のメキシコにおける金生産量は、現在Durango州に保有するEl Castillo金鉱山とSonora州に保有するLa Colorada金・銀鉱山による金換算での金生産量4.3 t/年(2014年)から9.3 t/年へと倍増以上を見込む。なお、両プロジェクトの投資額は150百万US$で、金生産量は倍増するものの、同社としての生産コストは低下する見通し。

◯加 Primero Mining社(本社:トロント)
Durango州に保有するSan Dimas金・銀鉱山に関しては、現在投資額26.4百万US$をかけて現行の粗鉱処理量2,500 t/日から3,000 t/日へと拡張する計画を進めており、これにより金換算での生産量が5.0 t/年(2014年)から6.7 t/年へと33 %増加する見通しであり、2016年には工事が終了する予定である。なお、本拡張計画により、金換算での生産コストが50 US$/oz低下し530 US$/ozとなる見込み。

ページトップへ