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ニュース・フラッシュ

2015年6月26日 リマ 岨中真洋

ぺルー:Madre de Dios州、違法鉱業が再度活発化

 2015年6月26日付け地元紙によると、2015年4月のペルーの金の生産量は、前年比14.9 %増の11,803,879 gとなった。2013年8月以降最も高い伸び率となったが、金の生産量増加を牽引したのはYanacocha社(本社:ペルー)、Barrick Misquichilca社(本社:ペルー)、Gold Fields社(本社:南ア)等をはじめとする合法的な企業ばかりでなく、Madre de Dios州の違法操業が再び増加していることの表れであるとの見方が広がっている。

 Scotia銀行によると、2014年半ば以降、Madre de Dios州内の金の生産量は増加し続けているほか、2015年1~4月においては、Yanacocha社(22 %)、Barrick社(13 %、本社:カナダ)に次いで同州における金産量が全国生産の9 %を占めた。

 一方、NGOによる鉱業争議監視報告書は、同州内における違法操業が、これまで行われていたTambopata自然保護区とその周辺地帯だけでなく、Amarakaeri自然保護区にも拡大していると警告している。

 同報告書は、違法鉱業の再開・拡大の要因として、政府による介入や取締りの規模が縮小したことに加え、2014年10月の統一地方選挙でインフォーマル鉱業の指導者が州知事に就任したこと等を挙げた。

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