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ニュース・フラッシュ

2015年7月6日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:加Chesapeake Gold社、Metates多金属プロジェクトでコスト低減を図る

 2015年6月26日付け業界紙等によると、加Chesapeake Gold社(本社:バンクーバー)は、Durango州に保有するMetates多金属プロジェクトに関し、水源として海水淡水化を活用することにより水確保のためのコスト低減を図る旨を明らかにした。

 同社によると、同プロジェクトにおいて、操業開始以降必要となる年間20百万立方メートルの水を確保するため、海水用逆浸透膜(SWRO)を利用した海水淡水化施設を太平洋側に整備するための入札手続きを開始した。同社としては、国家水委員会(CONAGUA)が発表した2015年の水料金を踏まえ、同社が当初FSを発表した2013年時点と比べ当該水料金が約2倍に高騰したことを鑑み、操業コストを低減させるための措置として本施設を整備することとした。同社は、水確保に係るコスト削減のほかに、現在メキシコ北西部に建設中である天然ガスパイプラインからの天然ガスを活用した火力発電所を整備することにより電力コストを削減することも計画している。また、これら施設整備に係る建設コストの圧縮も検討しており、これにより想定する初期投資額を32億US$から10~15億US$程度の削減を目指す。

 なお、本プロジェクトは、確定及び推定埋蔵量が金575 t、銀16,360 t及び亜鉛1,905千t、年平均生産量が金20.5 t、銀494.5 t及び亜鉛64,864 t、鉱山寿命30年と世界最大級の未開発金銀鉱床の一つに挙げられる。

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