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ニュース・フラッシュ

2015年7月6日 モスクワ 木原栄治

ロシア:クリミア編入に伴う地下資源利用分野の法の抵触を解消

 2015年6月30日付け地元報道等によると、「クリミア共和国のロシア連邦編入及び新連邦構成主体(クリミア共和国、セヴァストーポリ特別市)設立に関連する地下資源利用関係の特別法」が下院を通過し、2015年6月24日に上院で可決された。

 当該特別法では、黒海及びアゾフ海の地下資源鉱区利用者に移行期間が設けられ、ウクライナ政府機関、クリミア自治共和国当局、セヴァストーポリ市行政機関が以前供与したライセンスを所有する地下資源利用者は、2016年12月31日まで、ロシア連邦の法律に基づく地下資源利用ライセンス発行を連邦地下資源利用庁(Rosnedra)に申請する権利を有する。地下資源利用権の供与はロシア連邦政府が決定し、入札や競売は実施されない。

 クリミア共和国、セヴァストーポリ市の療養・保養施設及び戦略的重要施設の円滑な運営維持のため、国家単一企業及び国家機関に対するクリミア共和国内の地下資源鉱区利用権の供与は、2016年12月31日までは入札なしで行われる。

(注)クリミア共和国とは、現地報道等におけるクリミア自治共和国の名称のこと。

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