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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2015年7月6日 モスクワ 木原栄治

ロシア:中国によるNatalka金鉱床の評価完了は早くとも2016年か

 2015年6月21日付け地元報道等によると、中国の投資家がNatalka金鉱床(ロシア産金最大手Polyus Gold社が開発ライセンスを保有)の評価を終えるのは2016年となる見込みである。

 2015年5月初旬の計画では、今後2ヵ月間で鉱床開発プロジェクトFSを行い、その後の半年間で設計を行い、2017年前半に採掘開始の見込みとされている。

 5月初旬、Polyus Gold社はChina National Gold Group Corporationとの協定に調印しており、設備調達、生産施設の設計・建設、新規プロジェクト開発での協力が予定されている。このため、China National Gold Groupは、Polyus Gold社によるNatalka鉱床開発合弁企業に出資する可能性がある。Natalka鉱床開発の協力可能性に関するPolyus Gold社と中国投資家との交渉は、金埋蔵量評価の低下(55~65 %減の1,100万~1,400万oz(435 t))及び、資源量評価の低下(15~20 %減の4,800万~5,000万oz(1,560 t))による鉱床操業開始の延期を受け、2014年11月に中断されたが、2015年3月に再開されている。

 Polyus Gold社は2013年末、市況の悪化により鉱山建設を一時中断し、Natalka鉱床の開発開始は2013年12月から2014年半ばへ、さらに2015年半ばへと二度延期されている。以前の見積ではプロジェクト費用は15億US$とされていた。Polyus Gold社は生産施設建設に既に450億ルーブル以上を投資している。

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