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ニュース・フラッシュ

2015年7月10日 リマ 迫田昌敏

ペルー:中止状態の鉱業プロジェクト15件の未投資額は670億ドル

 2015年7月4日付け地元紙によると、ペルーの資源探査における重鎮であるMiguel Cardozo氏(毎年カナダで開催されるPDACのペルー代表団組織委員会会長、前ペルー探査協会(Explorers Association of Peru)会長、現Alturas Minerals社社長)は、Arequipa州の国立San Agustin大学で講演を行い、ペルーでは、社会・環境・政治的対立が原因で15件の鉱業プロジェクトが中止又は延期された結果、2008年から2014年の間に予定されていた67,000百万US$の投資が実行されなかったとした。同氏は、中止・延期された主なプロジェクトとしてTia Mariaプロジェクト(Arequipa州)、Congaプロジェクト(Cajamarca州)、Michiquillayプロジェクト(Cajamarca州)、Galenoプロジェクト(Cajamarca州)、Rio Blancoプロジェクト(Piura州)、Tambo Grandeプロジェクト(Piura州)、Las Bambasプロジェクト(Apurimac州)、Los Chancasプロジェト(Apurimac州)等を挙げた。また、銅生産の重要性に触れ、金鉱山のマインライフが一般的に10~20年ほどであるのに比べ、銅鉱山は平均20~50年の寿命を持つことから、銅生産はより持続性が高いと説明し、銅価格が2.8 US$/lbとなっている今、ペルーは一刻も早く銅資源の開発を行うべきだと主張、開発を行わないことは国の発展を遅らせることであり、投資の遅延は長期的なコストをもたらすことになると訴えた。

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