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ニュース・フラッシュ

2015年7月10日 モスクワ 木原栄治

カザフスタン:国際的鉱物算定システムへの移行を予定

 2015年7月8日付け地元報道等によると、カザフスタンでは、旧ソ連時代の1983年に採用された原則に基づく現行の埋蔵量分類法を廃止し、国際的鉱物算定システムに移行する予定である旨をウラジーミル・シコリニク・エネルギー大臣が述べた。

 旧方式は埋蔵量重視で、地下資源中の全炭化水素原料を対象としているが、回収可能性と採算性は考慮されていない。またが、国際石油価格の変動は考慮されていない。一方、国際システムによる算定対象は、採算性を有する既存契約において現時点で回収可能な埋蔵量のみである。旧方式は、国際金融機関、海外取引所のいずれにも認められていない。

 シコリニク大臣によると、関係省庁は3年以内に新システムに移行する必要がある。6億KZT(カザフスタン・テンゲ)の国家予算割当(2015年と2016年で各3億KZT)が必要となるが、これには国際システムに対応できる専門家の育成費用は含まれておらず、大臣は、「人材育成費は、別途国家予算から手当するか、地下資源利用者の負担で賄うことになる」としている。

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