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ニュース・フラッシュ

2015年7月16日 バンクーバー 山路法宏

米:WY州がEnergy Fuels社のSheep Mountainウランプロジェクトの再開発を承認

 2015年7月16日、米Energy Fuels Inc.(以下、Energy Fuels社)は、同社が100 %保有するWY州のSheep Mountainウランプロジェクトについて、露天掘りの拡張と坑内掘り採掘を含む採掘許可の大幅な修正に対して州政府の承認が得られたと発表した。今後、生産に移行するためには、連邦内務省土地管理局(U.S. Bureau of Land Management:BLM)による環境影響声明(Environmental Impact Statement:EIS)と鉱石の処理施設が必要である。BLMは2015年1月にEISのドラフトを発行しており、同社は2016年半ばには最終EISが発行されると期待している。また、鉱石処理施設については、鉱山サイトで新規にヒープリーチング施設を建設するか、地域内の第三者の既存ミル設備を使用するかを、引き続き検討していくとしている。

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 Sheep Mountainウランプロジェクトは、1950年代から1980年代にかけて操業され、その後ウラン価格の低迷のために操業が休止されており、Energy Fuels社は2012年2月にTitan Uranium社より買収した。2012年4月に発表されたFSによれば、12.9百万t(U3O8平均品位0.117 %)の概測資源量が確認されており、その内の推定埋蔵量745.3万t(U3O8平均品位0.123 %)を対象に、15年にわたり年間平均1.5百万lb(約680 t)のU3O8を生産する計画となっている。世界原子力協会によれば、米国における2014年のU3O8生産量は1,919 tであり、Energy Fuels社は現在米国第2位のウラン生産企業となっている。

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