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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2015年8月10日 サンティアゴ 山本邦仁

チリ:Ministro Hales銅鉱山、請負労働者の抗議行動により操業を停止

 メディア報道によると、2015年8月3日、CTC(銅労働者連合)に加盟する請負労働者は、CODELCOが操業するMinistro Hales銅鉱山へのアクセス道路を封鎖し、同鉱山事務所ビルを占拠したほか鉱石搬送ベルトコンベアを切断した。CODELCOは、労働者を危険から保護するために、労働者に作業場からの退去を指示し、鉱山の操業を停止した。抗議行動が継続される中、占拠の影響のない酸化鉱リーチングプラント等では、8月5日に部分的に操業を再開したが、8月7日、それら区画にも請負労働者による占拠が及んだことから、操業を停止し労働者を避難させた。

 抗議行動発生時点でCTCは、「Ministro Hales鉱山の占拠は、CODELCOが行なおうとしている見せかけの交渉を拒否するためである。包括協約についての交渉が受け入れられない限り、抗議行動は拡大するだろう」と声明を出し、CODELCOがCTCとAGEMA(鉱業関係請負会社協会)の交渉を受け入れ、また、抗議デモを起こして解雇された労働者が再雇用されるまで、抗議行動を継続するとしている。

 抗議行動が沈静化し、操業が再開されたとしても、一日あたり銅量70 tの生産に寄与する鉱石搬送ベルトコンベアの再稼働には時間を要するとみられている。Ministro Hales鉱山の2014年の生産量はCODELCOの全生産量の7.7 %を占める14.1万tであった。

※抗議行動終了に関する8月14日付け記事:Salvador銅鉱山とMinistro Hales銅鉱山における請負労働者の抗議行動が終息 もあわせてご参照ください。

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