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ニュース・フラッシュ

2015年8月11日 バンクーバー 昆野充登

加:中国人民元切り下げ、カナダ経済に悪影響

 2015年8月11日付地元報道によれば、中国人民元の通貨切り下げ(約2 %)により、カナダ及び米国の株式市場では株価が急落し、カナダドルは米ドルに対し76.08セント安となった。通貨切り下げにより、カナダから中国に向けた輸出が減少すると見られるほか、これにより石油価格と物価の下落も懸念されている。

 BC州では、すでに金属部門と原料炭部門で中国の需要後退による影響が出ている。Gold Corp社は金価格の下落により生産コストをカバーできず、資産売却・減配措置を余儀なくされており、また、バンクーバー港からの積荷が減少したため、地域経済にも悪影響を与えている。

 カナダ最大の輸出市場である米国の経済は上向いているが、オンタリオの自動車製造業を中心とした製造業全般は、カナダドル高が続いていたこと及び人件費の低い海外に工場を所有していることから、カナダドル安となっても直ちに回復しにくい状況にあると指摘されている。

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