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ニュース・フラッシュ

2015年8月14日 リマ 迫田昌敏

ペルー:La Oroya製錬所売却、応札なく不成立

 2015年8月7日付け地元紙によると、8月6日、Doe Run Peru社の資産(La Oroya製錬所及びCobriza鉱山)の第1回入札が実施されたが、応札企業が無く不成立となった。Doe Run Peru社資産の入札プロセスを管理するProfit Cosultant社は、応札が無かった要因として、7月にエネルギー鉱山省が承認した環境対策修正書(IGAC)に定められた環境規則が厳格であり、IGACの履行に必要となる投資額を考慮すると、La Oroya製錬所の再稼働は不経済であるとの判断が行われたためだとの声明を発表した。労働組合のCastillo代表は、応札を検討していた企業は、大気汚染物質の排出基準が厳しい点を問題視したとの考えを示した。さらに、落札が行われない場合、8月27日以降にDoe Run Peru社は清算され、La Oroya製錬所とCobriza鉱山の従業員2,600名が解雇されるとし、このような事態を回避するため、エネルギー鉱山省及び環境省は環境基準をはじめとした応札の阻害要因について対処するべきだとの考えを示した。

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