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ニュース・フラッシュ

2015年8月17日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:メキシコ鉱業会議所、探鉱減少が将来メキシコ鉱業の縮小を誘発と警告

 2015年8月7日付け業界紙等によると、メキシコ鉱業会議所(CAMIMEX)は、2014年におけるメキシコの非鉄金属に対する探鉱投資額が前年と比べ26 %減少、一昨年と比べ48 %も減少し、総額856百万US$に留まった旨を発表するとともに、探鉱の減少が将来メキシコ鉱業の縮小を誘発する旨を警告した。

 CAMIMEXによると、探鉱は鉱業成長の起点であり基盤であるにもかかわらず、探鉱投資の減少は将来の生産へと結びつく新規プロジェクトの不足に繋がる可能性を示唆する。経済省の報告では803件のプロジェクトのうち129件が延期されており、この中には加McEwen Mining社がSinaloa州に保有するEl Gallo金・銀プロジェクト、加Primero Mining社がGuanajuato州に保有するCerro del Gallo金・銀プロジェクト、米Coeur Mining社がDurango州に保有するLa Preciosa金・銀プロジェクト、加Silver Standard Resources社がDurango州に保有するPitarilla銀プロジェクト等が含まれている。また、2014年1月に施行された鉱業特別税及び貴金属鉱業特別税や税制改革の一環として適用された探鉱経費の一括償却から10年分割償却が、探鉱へ投資する鉱業企業の意欲を減退させるとともに、昨今の経済情勢や金属市況の影響による金融マーケットやファイナンスへのアクセスの困難さが鉱業企業による探鉱投資に制限をかけている。

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