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ニュース・フラッシュ

2015年8月24日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:ArcelorMittal México社、労働社会保障省の調停により労使間交渉合意

2015年8月20日付け業界紙等によると、ArcelorMittal México社は、全国鉱業労働者組合との賃上げ交渉に関し、労働社会保障省の調停により、基本給5.5 %の引き上げとともに一時金として労働組合員1人当たり13,500ペソの社会支援金を支給することで合意した。
同社及び同組合によると、世界的に直面する鉄鋼業の冷え込み、米ドル高に加え、メキシコへ輸入される中国及びロシア製の鉄鋼製品のダンピングにもかかわらず、本調停により賃上げの合意に至った。
同省の調停担当官によると、今回の合意に先立ち本年5月1日時点で、本労使間交渉は同社と労働組合との間において、企業の生産性、労働者への利益分配、及び、メキシコにおける新規投資による競争力、以上3点が尊重されることが求められていた。
なお、今回の合意により、一時金として労働組合員1人当たり13,500ペソの社会支援金が支給されることとなったが、支給される社会支援金は労働組合員による消費活動を通じ、同社が所在するMichoacán州Lázaro Cárdenasに対しても間接的に還元されることが期待される。

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