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ニュース・フラッシュ

2015年8月28日 リマ 迫田昌敏

ペルー:Doe Run Peru社資産入札不成立の経緯

 地元紙が入手した、Doe Run Peru(DRP)社の債権者グループから国際入札の実施を委託されたUBS投資銀行(スイス)による、La Oroya製錬所とCobriza銅鉱山の売却プロセス(応札なく不成立となった)に関する報告書によれば、本入札に関しては世界の企業59社から問い合わせがあり、このうち12社が入札に係る秘密保持契約を取り交わした。さらにその中から6社が具体的な応札に向けた提示を行い、UBS投資銀行との連絡を取り続けていたが、様々な問題点が解決されないことを理由として、6社とも応札の予定を取り止める結果となった。6社にはVotorantim社、Glencore、Southern Peaks Mining社(ペルー)等が含まれていた。なお、複数の企業がCobriza銅鉱山のみを買収する希望を示していた。一方、これら企業は、La Oroya製錬所は国の求める環境基準値の履行が不可能であるほか、先に政府が承認した環境対策修正書(IGAC)は問題の解決にならないと主張しているという。

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