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ニュース・フラッシュ

2015年9月1日 シドニー 山下宜範

豪:South32社、今後はコスト削減と現有資産に重点

 2015年8月24日、South32社が2015年6月末までの年間の決算報告を発表。同社は本年5月にBHP Billitonから分離して設立された新しい企業であるため、今回の報告は同社が継承した事業に係る試算上(Pro formaベース)の決算が中心となっている。これによると税引き後の純利益は、前年度の64 mUS$から減少して28 mUS$となった(Pro formaベース)。25日付け地元紙は本件に係るGraham Kerr CEOの発言を報じている。同CEOによれば、今後同社は量の拡大ではなくキャッシュフローを重視し、1株あたりの財務指標に焦点を当てること、また今後3年間で350 mUS$のコスト削減を図ると述べている。今後の投資については、東部州の石炭は許認可に係る問題で新規開発が困難になるのではないかとの見方も示しつつ、今後は、新規の資産獲得ではなく現有資産の増大を図ることに焦点を当てると述べた。

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