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ニュース・フラッシュ

2015年9月7日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:Peñoles社が国際金属市況下落・低迷への対策を発表

2015年9月1日付け業界紙等によると、Peñoles社のFernando Alanís Ortega代表取締役社長は、国際金属市況の下落・低迷に対抗するため、コスト削減及びプロジェクトの延期を実施する旨を発表した。
同社長によると、世界第2位の経済大国である中国の景気減速により金属需要が大幅に低下しており、その結果、銀市況が23 %下落したほか、亜鉛が18 %、鉛が20 %下落し、銅に至っては21 %下落し過去6年間で最低レベルに陥った。また、メキシコにおいては、2014年1月に施行された鉱業特別税、貴金属鉱業特別税や一般税制改正による増税のほか、水料金も値上がりした。
こうした中、Peñoles社としては、現在の生産量を維持し地域コミュニティとの良好な関係も確保しつつ操業コストの削減に努め、また、プロジェクトを延期することにより、現在の苦境に立ち向かうこととする。特にプロジェクトに関しては、Guerrero州に保有する幾つかの案件やTorreónの案件に関し、長期的な戦略を構築する。なお、来年度予算の方向性を決める本年10月には、今後におけるプロジェクトへの投資削減に関し明確に示すことができる見通しである。

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