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ニュース・フラッシュ

2015年9月21日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:El Boleo多金属鉱山の施設を地元自治体当局が全面封鎖

 2015年9月12日付け業界紙等によると、加Baja Mining社(本社:バンクーバー)は、同社と韓国コンソーシアム(韓国鉱物資源公社(KORES)が筆頭)とが1:9の割合で出資しBaja California Sur州に保有するEl Boleo多金属鉱山に関し、地元自治体当局が同鉱山の施設を全面封鎖した旨を明らかにした。

 同社によると、本年9月10日に同自治体当局が、同鉱山の開発許可に関連した地元住民への支払いに対する当該地元住民からの不服申し立てを受け、今回の全面封鎖に至った。

 また、同鉱山の運営会社であるMinera y Metalúrgica del Boleo社によると、既に本件に関する問題は法廷で解決しているため、同自治体当局による今回の行為は裁判所による裁定に即さないものである。実際、同自治体当局は、裁判所による令状無しで同鉱山へ不法に侵入し、全施設を封鎖した。このため、同鉱山内における大方の操業は一時停止状態となり、鉱山従業員及び同鉱山周辺コミュニティの経済活動に甚大な被害が生じている。現在、関係当局に対し、全面封鎖に対する不服申し立てを行っている。

 なお、一般的にメキシコにおける関係当局による封鎖措置は、当事者に対し事前に当該措置を講じる旨を通達し、交渉のための猶予期間を与えることとなっており、今回のような突然封鎖することは無いとしている。

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