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ニュース・フラッシュ

2015年9月29日 シドニー 山下宜範

豪:新しい資源・エネルギー大臣に資源関係者が期待と注文

 2015年9月22日付けの地元紙は、21日に就任したJosh Frydenberg資源・エネルギー兼豪州北部大臣に対する業界関係者の期待を報じている。

 労働党政権時代の資源・エネルギー大臣で現在はBG Group取締役や豪州石油生産探鉱協会(APPEA)諮問委員会議長等を務めるMartin Furguson氏は、Frydenberg大臣が常に資源業界に関心を持ち、ワン・ストップ・ショップ(認可手続きの簡素化)等の議論にも参加していたと述べ、新大臣への支持を示した。また、従前は産業・科学大臣が資源・エネルギー部門も所掌していたのに対し、今回、同部門が主体となる大臣が誕生したことに対して資源業界から賞賛の声が上がっており、BHP Billitonは資源産業の重要性を示すものだとの声明を出し、Fortsecue Metals GroupのNev Power CEOも喜びと共に新内閣への期待を表明した。さらに、Rio Tintoは新大臣の豊富な経済の経験への期待を表明した。WA州鉱物・エネルギー会議所(CME)及び鉱業探鉱会社協会(AMEC)は共に新大臣への要望事項として近年減少傾向にある探鉱活動の促進を挙げた。世界石炭協会(World Coal Association)は新内閣に対してクリーン・コール・テクノロジーへの投資の増加を求めた。

 Frydenberg大臣はABCラジオに対して、資源ブーム後の資源業界における生産効率の向上の必要性を認識していると述べ、効率向上と共に豪中FTAや豪ドル安を活用すれば資源業界の未来は明るいものになるだろうと述べた。

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