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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル マンガン
2015年10月5日 モスクワ 木原栄治

ロシア:Usinskoe鉱床のマンガン鉱石試料、中国で分析へ

 2015年9月18日付け地元報道等によると、ケメロヴォ州Usinskoe鉱床のマンガン鉱石のサンプリングが完了した。試料は詳細分析のため中国に送られ、最も環境負荷の少ないマンガン回収方法に関する専門家の見解を得る予定である。試料の一部はノヴォクズネツクにも送られ、ロシアの専門家も見解を出す見込みである。試料は大量に採取され、炭酸鉱、酸化鉱合わせて約12 tとなった。試験採掘は露天掘で行われた。採掘が軌道に乗れば、少なくとも今後45年間は露天掘採掘が可能である。また、総合的サンプリングにより、鉱床の全体評価を行うことができる。

 中国で試料分析を行うのは、本プロジェクトのメイン・コントラクターであるSinosteel社である。試料は、金属マンガン生産専門の27プラントが操業する長沙に送られる。中国は、詳細な化学分析を行うだけでなく、生産工程の廃棄物を最少化できる最適粒度を解明する。中国は世界の金属マンガン供給量の98 %を占めるトップ生産国である。現在、ロシアには金属マンガンを製造できるプラントがない。分析結果をもとに、ロシアはプラント建設に向けた技術規定の作成を開始することができる。

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