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ニュース・フラッシュ

2015年10月5日 バンクーバー 山路法宏

カナダ:First Quantum社、価格低迷と市場変動への対応で大幅なコスト削減を計画

 2015年10月5日、加First Quantum Minerals Ltd.(First Quantum社)は、現在の金属価格の低迷や市場の変動に対応するため、開発プロジェクトにおける投資コスト削減等の取り組みを発表した。

 フラグシッププロジェクトであるパナマのCobre Panama銅プロジェクトでは、同日にFranco-Nevada Corpiration(Franco-Nevada社)との間で副産物の金や銀に関するストリーミング契約(鉱山からの生産される一部又は全ての副産物の権利を売却することで事前に資金を得る契約)を締結したことで、10月中にFranco-Nevada社より3.3~3.4億US$が支払われることに加え、推定資本コストを詳細に再評価した結果、以前の推定額と比較して約7 %(約4.5億US$)少ない59.5億US$となり、更に圧縮される可能性もある。また、ザンビアでは、電力供給能力不足がSentinel銅プロジェクトの増産に影響を及ぼしていたが、ルサカ市から同鉱山への第2の送電線の建設が完了したことで今後十分な電力が供給されるようになるため、同社は2015年末までに商業生産レベルまで増産できると見通している。

 一方で、Cobre Panamaプロジェクトの投資コスト圧縮に加え、同社が計画しているその他の投資プログラムを全体で約7億US$削減するほか、全ての操業コストの詳細レビュー、644名の従業員の解雇、最大20 %の給与削減等により約4.2億US$のコストを削減する等の対策を明らかにした。

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