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ニュース・フラッシュ

2015年10月12日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:El Boleo多金属鉱山における集団訴訟問題が和解へ

 2015年10月1日付け業界紙等によると、加Baja Mining社(本社:バンクーバー)は、同社と韓国コンソーシアム(韓国鉱物資源公社(KORES)が筆頭)とが1:9の割合で出資しBaja California Sur州に保有するEl Boleo多金属鉱山に関し、開発段階におけるコスト超過に対する集団訴訟問題が和解した旨を明らかにした。

 本集団訴訟は、原告が同社の元取締役等に対し、同鉱山の開発段階におけるコスト超過をタイムリーに開示せず、また、開示内容を詐称したとして訴訟を起こしていたものである。そもそも、同鉱山の開発投資額に関しては、当初の11.4億US$に対し2012年に246百万US$増加した旨が発表され、その後、総額18億US$にまで増加した経緯を有する。

 同社によると、本和解は裁判所における条件付きの裁定であり、同社に対し責任の所在は問われず、また、重い罰則も科せられないこととされた。なお、同社CEOであるTom Ogryzlo氏は、本和解により、今後同鉱山の価値を高めるための投資機会を広げることが可能となった旨を明らかにした。

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