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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2015年10月12日 ロンドン 竹下聡美

ポルトガル:ILZSGの鉛需給予測、2015年はほぼバランスも2016年は9.7万tの供給過剰が継続へ

 2015年10月8日から9日にかけてポルトガル・リスボンで国際鉛亜鉛研究会(ILZSG)が開催され、鉛の2015年及び2016年の需給予測が発表された。なお、統計委員会は8日に開催され、Glencoreが9日に発表した鉛鉱山生産量10万tの減産発表については本予測には考慮されていない。ILZSGは、2015年は僅か0.4万tの供給過剰でほぼ需給はバランスし、2016年は9.7万tの供給過剰と予測した。

 サプライサイドについて、鉛鉱山生産量は、2015年は豪州での減産が影響して前年比2.5 %減の480.2 万t、2016年は豪州Century鉱山及びアイルランドLisheen鉱山の閉山による減産が想定されるも、中国、メキシコ及びロシアでの増産により相殺され、前年比1.2 %増の486.1万 tと予想した。鉛地金生産量については、2015年は中国及びペルーでの減産が影響し、前年比1.0 %減の1,082.5万t、2016年についてはベルギー、中国、インド、イタリア及び韓国での増産により、前年比3.4 %増の1,120.2万tと推定した。デマンドサイドについて、中国のe-bikeの生産及び販売の減退が影響し、鉛地金消費量は、2015年は前年0.7 %減の1,082.1万tとなるも、2016年は世界での自動車及び産業用バッテリー需要が増加するとして前年比2.6 %増の1,110.5万tと予測した。

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