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ニュース・フラッシュ

2015年10月12日 シドニー 矢島太郎

豪:BHP Billiton、WA州Nickel West事業をジュニア企業の理念で継続

 2015年10月8日、BHP Billiton (BHPB)のWA州Nickel West事業のEddy Haegel社長は、パースで開催されたニッケル会議で、BHPBはニッケル価格が低迷する中でも低コスト化を推進しながら、ジュニア企業の理念でNickel West事業を継続していくと発表した。BHPBは2014年5月にMt Keith鉱山、Cliffs鉱山及びLeinster鉱山並びにKalgoorlie製錬所、Kambalda選鉱所等からなる同社のNickel West事業の売却を発表したが売却先が見つからず、ノンコア事業を実施するためにBHPBから分社したSouth32へ引き継ぐほどの価値もないため、結局2014年11月にノンコア事業としてBHPBに残すこととなった。Kalgoorlie製錬所は第三者からの鉱石供給に大きく依存しているが、ニッケル価格の低迷によりニッケル鉱石の供給量が減少している。そのため、BHPBは休止していたRocky’s Reward鉱山の操業再開を検討しており、さらに休止していたVenus鉱床の探鉱も再開する予定である。Kalgoorlie製錬所の運用について再検討を行った結果、当初2020年までとされていた運用期間も2023年まで延長できる見込みとなった。一方、地元紙はBHPBがNickel West事業への第三者からのニッケル鉱石の供給量が大きく減少しているため、Kambalda選鉱所の37名の職員を解雇する予定と報じている。

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