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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2015年10月13日 シドニー 山下宜範

豪:金鉱山のSaracen社及びSt. Barbara社の第1四半期の業績は金価格の上昇で好調

 2015年10月8日付けの地元紙は、豪ドル建ての金価格の上昇を受けて、金鉱山会社のSaracen社及びSt. Barbara社の業績が好調であると報じている。

 Saracen Mineral Holdings社が10月7日に発表した第1四半期(6月~9月)の事業報告によれば、同期におけるWA州のCarosue Dam鉱山からの金の生産量は38,140 oz(1.19 t)であり、通年の生産目標である150,000~160,000 oz(4.67~4.98 t)に沿うものとなっている。また同期末におけるThunderbox金鉱山及びKarai金鉱山の開発に対して22.6 mA$の支出をしたにも関わらずキャッシュ及び地金の残高は44.9mA$と前期(4~6月)と変わりないものになっている。同社はこれらの2鉱山からの生産開始により今後2年間で金の生産量を現在の2倍である年間300,000 oz(9.33 t)とし、生産コスト(All-in Sustaining Cost:AISC)は1,075 A$/oz以下を見込んでいる。

 一方、St Barbara社は、10月5日に発表した第1四半期(6月~9月)の事業報告によれば、同期の金の生産量は111,039 oz(3.45 t)であった。このうち、WA州のGwalia金鉱山からの金の生産量は72,388 oz(2.25 t)であり、同鉱山の品位はAu 9.7 g/tである。また、同じくPNGのSimberi金鉱山からの金の生産量は29,539 oz(0.92 t)であり、年間の生産目標の100,000 oz(3.11 t)を上回るペースになっている。さらに同社の同期末におけるキャッシュの残高は前期の77 mA$から増加して115 mA$になった。

 豪州における金の価格は1,602 A$/ozであり前年と比べて17 %上昇している。

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