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ニュース・フラッシュ

2015年10月19日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:Peñoles社、Naica多金属鉱山の無期限操業停止を発表

2015年10月13~15日付け業界紙等によると、Peñoles社は、Chihuahua州に保有するNaica多金属鉱山において本年1月に発生した坑内浸水により操業停止となった問題に関し、現在も深刻な状況が続いており、当該問題を解決する見通しが立たないことから、同鉱山の操業を無期限で停止する旨を発表した。
同社によると、坑内浸水が発生してから9か月に亘り対応してきたが、技術的に問題が解決できないことから無期限での操業停止とする決断に踏み切った。また、同社は、本決断により同鉱山従業員との労働契約を解消するために、地元鉱山労働組合との交渉を開始した。
なお、同鉱山は、鉛鉱山としては浮遊選鉱を含めメキシコで2番目の規模を誇り、2014年における固定資産価値が985.3百万ペソ(59.4百万US$)と同社として優良鉱山であるとともに、同鉱山の2014年における生産量は鉛が19,694 t、亜鉛が15,399 t及び銀が59 tで、同社における全生産量のそれぞれ25 %、6 %及び3 %に相当するため、今回の無期限の操業停止は同社によって大きな損失となる見通しである。

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