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ニュース・フラッシュ

2015年11月2日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:Chihuahua州知事、Peñoles社Naica多金属鉱山の無期限操業停止に対し言及

2015年10月28日付け業界紙等によると、Cnihuahua州のCésar Horacio Duarte Jáquez知事は、Peñoles社が同州に保有するNaica多金属鉱山において本年1月に発生した坑内浸水により操業停止となった問題に関し、当該操業停止は一時的なものとなる旨の見解を示した。
この背景としては、本年10月に同社が、本年1月の坑内浸水が発生以降9か月に亘り対応してきたものの技術的に問題が解決できないことから、無期限での操業停止とし、同鉱山従業員との労働契約を解消する旨発表した経緯を有する。
同知事によると、同社による同鉱山に関する報告から、現在の浸水レベル、これまでの投資額や投入した資機材等の状況を判断し、同鉱山の操業停止は一時的なものとなると想定される。また、同知事は、メキシコ国内で最大手の鉱業企業の一つである同社としては、一時的な操業停止により解雇される鉱山従業員について、希望者に対し同社がZacatecas州に保有する他の鉱山への雇用を提供する予定があるとのコメントを加えた。
一方、同鉱山の周辺住民と一部鉱山労働者によると、同知事のコメントに関連し、同鉱山における新規プロジェクトに関しても同様の報告を受けているが、鉱山従業員の解雇は不当である旨の見解を示している。なお、少なくとも50人の鉱山従業員が、同社に対し集団訴訟を準備する意向も示している。

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