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ニュース・フラッシュ

2015年11月2日 モスクワ 木原栄治

ロシア:ALROSA社、Polyus Gold社を買収か

 2015年10月15日付け地元報道等によると、Polyus Gold 社は、スレイマン・ケリモフ一族による株式買取り後、ALROSA社に売却される可能性がある。

 統合のスキームは定かでないが、スレイマン・ケリモフ氏自身は、2012年にALROSA社の主要株主となることを望んでいた。ALROSA社は民営化計画の対象で、株式100 %の売却が予定され、市場で株式約1 %を取得済みだったケリモフ氏は有力な入札参加者とみなされていた。しかし、ヤクーチア政府と同社経営陣の要請により計画が修正され、ALROSA社はモスクワ証券取引所に上場、連邦政府とヤクーチア政府が各7 %の株式を売却した。

 ALROSA社は2000年代半ばまで金鉱資産を所有していたが、2005年にNezhdaninskoe鉱床(資源量約2,000万oz)開発プロジェクトの権益50 %をPolyus Gold社に売却している。

 ALROSA社の2014年の収益は2,070億ルーブル(RUB)、EBITDAは940億RUB、純損失は168億RUB、ダイヤモンド販売量は3,960万カラット(4 %増)で、2023年にはダイヤモンド採掘量を4,100万カラットに拡大する予定である。同社の2015年上期のダイヤモンド販売量は1,800万カラット(15 %増)であった。

 Polyus Gold社の2014年の収益は22億4,000万US$、修正EBITDAは10億US$、修正純利益は6億1,500万US$、金採掘量は前年比3 %増であった。同社の金販売量は2014年が170万oz、2015年上期が79万9,000 oz(6 %増)であった。

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