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ニュース・フラッシュ

2015年11月2日 モスクワ 木原栄治

ロシア:Renova社、カザフスタン及びキルギスで貴金属探査・採掘の可能性

 2015年10月20日付け地元報道等によると、Ekaterinburg Non-Ferrous Metal Processing Plant(Renova社(ヴェクセリベルク会長)傘下、略称EZOCM)は、将来的にカザフスタン及びキルギスにおいて貴金属鉱床の探査・開発を行う意向である。

 EZOCM社のボロフコフ社長は、「将来的にカザフスタンに当社支店を開設し、尾鉱及び鉱床の探査・開発、白金族金属の選鉱・抽出技術の導入、ロジスティクスその他の業務を行う予定である。キルギスなど他国も関心を示している。ロシアとカザフスタンが関税同盟に加盟していることで協力が容易になっている」と述べている。

 2020年までのEZOCM社発展戦略に基づき、同社はカザフスタンの採鉱・加工企業との協力を拡大する。

 ボロフコフ社長は、「カザフスタンは採鉱業発展に力を入れており、低品位鉱を含む大きな原料供給源である。同国の2050年までの発展戦略では、金年産70 tが予定されている。鉱石からの金回収には常に一定の技術的困難が伴うが、当社は技術提供で協力できる」としている。

 EZOCM社はTau-Ken Altyn社(国営鉱業企業Tau-Ken Samruk社の子会社)との協力も継続している。2015年10月、Tau-Ken Altyn社のプラントで、金銀合金から銀を真空蒸留するEZOCM社の設備が稼働を開始した。

 EZOCM社の2014年の収益は、金・プラチナ製品の輸出により前年比倍増の105億ルーブルとなり、純利益は19億6,000万ルーブルであった。

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