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ニュース・フラッシュ

2015年11月3日 シドニー 山下宜範

豪:首相、SA州の核燃料サイクルの導入の検討は支持。原発導入には懐疑的

 2015年10月29日付け地元紙報道によれば、SA州アデレード訪問中のMalcolm Turnbull連邦首相は、SA州首相のJav Weatherill氏が、同州が原子力産業を導入することの是非について調査を開始したことを賞賛した。

 Turnbull首相は、核燃料の加工、輸出、使用済み核燃料の受入れ及び貯蔵までを行う核燃料サイクル事業は、SA州において考えられ得るビジネスとして調査する価値があると述べた。本件は現在SA州の核燃料サイクル王立委員会にて調査が行われており、2016年5月までに最終報告が行われる予定。

 地元紙によればSA州には世界の確認済みのウラン鉱床のうちの約3割を占める鉱床が存在しており、BHP BillitonのOlympic Dam銅及びウラン鉱山は世界最大のウラン鉱床として知られている。なおTurnbull連邦首相は原子力発電の導入については懐疑的であり、豪州には安価な化石燃料と再生可能エネルギー資源が豊富にあり、原子力発電を導入する重要性は無いと述べたと同紙は報じている。

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