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ニュース・フラッシュ

2015年11月30日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:2015年1~9月における鉱業部門への外国直接投資額が依然としてマイナス

 2015年11月26日付け業界紙等によると、経済省は、本年1~9月における鉱業部門(金属に限る)への外国直接投資額が-16.8百万US$と依然としてマイナスである旨を報告した。

 経済省によると、本年における鉱業部門への外国直接投資額は、1~3月が-23.6百万US$、1~6月が-118百万US$であったため、これらと比べると1~9月は改善した。しかしながら、従前は2013年に52.8億US$でピークを迎えるまで順調に増加を示しており、昨年は減少したとは言え21.2億US$とプラスであった。

 メキシコ鉱業の現状として、メキシコで操業中のカナダ系鉱業企業を主体とする外資系鉱業企業は、コスト削減に焦点を当て探鉱や設備投資を削減している。また、昨今の金属市況の下落・低迷の下、鉱業プロジェクトは先送りされているが、その中でも進められているのは鉱山拡張である。

 なお、このような状況においてポジティブな点としては、強固なバランスシートを維持する企業による買収・合併の機会が増えていることであり、メキシコでの鉱業活動に関係する買収・合併については、本年はこれまでに総額20億US$に達している。

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