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ニュース・フラッシュ

2015年12月7日 バンクーバー 山路法宏

加:De Beers社、NW準州のSnap Lakeダイヤモンド鉱山を操業休止し、閉山も検討

 2015年12月7日、報道により、De Beers社がNW準州に所有するSnap Lakeダイヤモンド鉱山の操業を休止し、閉山も検討していることが明らかとなった。同鉱山は、2008年に生産を開始し、2028年までの操業が計画されていたが、坑内掘りでかつ年間で2か月間しか操業ができない高コスト体質であることに加えて、鉱床がSnap湖の下部に存在することによる地下水問題がコストをより高くさせており、ダイヤモンド価格の下落も伴って利益が出ない状態となっていた。

 NW準州・NU準州鉱業会議所(NWT & Nunavut Chamber of Mines)によれば、NW準州内にある3つのダイヤモンド鉱山(Ekati鉱山、Diavik鉱山、Snap Lake鉱山)は、2014年には3,234人の雇用のほか北方企業や先住民企業から979百万C$の仕入れが発生するなど、北方地域の経済に大きく貢献しており、同準州のGDPの40 %近くを直接的又は間接的に生み出している。

 一方で、De Beers社は同準州においてMountain Province Diamonds社とのJVによりGahcho Kue鉱山の開発を進めており、同鉱山は2016年後半期に生産を開始し、11年間の操業が期待されている。Snap Lake鉱山はケア・アンド・メンテナンス状態とし、2016年に鉱山の採算性等の評価を行いつつ、一部労働者はGahcho Kue鉱山へ転任される予定と報じられている。

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