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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2015年12月8日 シドニー 山下宜範

豪:Roy Hill鉄鉱石鉱山の初出荷が遅延

 2015年12月4日付けの地元紙はWA州のPilbara地域においてRoy Hill社が開発中のRoy Hill鉄鉱石鉱山については出荷の開始が約1週間遅延していると報じた。同社は遅延の理由については、まだ試運転を実施中であること、また、操業の安全性によるものとしており、出荷の開始は来週になる予定であると発表した。

 鉄鉱石価格は12月3日に更に下落して $40.30 US$/tになったがRoy Hill鉄鉱石鉱山の開発が開始した3年前の鉄鉱石価格は120 US$/tであった。また同鉱山用の鉄鉱石の運搬船は港に泊め置かれており、あるアナリストの見積もりでは運搬船の停泊のために5万A$/日の料金を要する由。

 2015年12月7日付け地元紙は、Roy HIll鉄鉱石鉱山においてブレークイーブンとなる鉄鉱石価格を報じており、UBSの見積もりによれば43 US$/t(6 US$/tの利払い含む)、Merrill Lynchは29.4 US$(ただし利払い負担を除く)と見積もっている。また、Merrill Lynchは2016年に市場に新たに市場に出る鉄鉱石は7,000万t/年であり、このうち2,500万t/年がRoy Hill鉱山からのものになると予測している。

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