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ニュース・フラッシュ

2015年12月11日 リマ 迫田昌敏

ペルー:鉱業石油エネルギー協会会長、鉱業投資回復に5年の見通し

 2015年12月9日付け地元紙によると、鉱業石油エネルギー協会のGalvez会長は、金属市況の低迷や国内の社会・環境争議等が原因で減退した鉱業投資の回復には、少なくとも5年程度が必要との見通しを示した。会長は「ここ2、3年間は様々な理由からプロジェクトに対する許認可が下りていないため、今後の投資レベルに影響が出るだろう。投資の減少はGDPの減退へとつながる。投資回復には少なくとも5年かかる」とコメントした。

 また、2015年1月から9月までの鉱業投資額は前年比14 %減となったが、今後も減少傾向は続き、2015年の鉱業投資総額はおよそ6,000百万US$となることを明らかにした。さらに、2016年の見通しとして、良くても3,000百万US$、状況が悪化した場合には2,000百万US$程度に落ち込む可能性があるほか、投資は進行中の既存プロジェクトに集中するとの見通しを示した。

 投資減退により、2016~2018年までは鉱産物生産は増産するものの、Toquepala鉱山拡張以外に大規模なプロジェクトが存在していないことから、以降は頭打ちとなるとの見方を示した。

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