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ニュース・フラッシュ

2015年12月18日 バンクーバー 山路法宏

米:Century Aluminum社、Sebree製錬所及びMt. Holley製錬所の操業継続を発表

 2015年12月17日、米Century Aluminum Company(Century Aluminum社)は、KY州のSebreeアルミニウム製錬所の全生産ラインの操業を継続すると発表した。同製錬所は年間約21万tのアルミニウムの生産能力があるが、同社は2015年10月に、年末までに3つの生産ラインのうち1ラインの生産を削減する計画を明らかにしていた。操業継続により525人の雇用が維持されることとなった。

 一方、Century Aluminum社は、翌18日にSC州のMt. Holleyアルミニウム製錬所において、SC州公共サービス機関であるSantee Cooper社との間で電力供給に関する基本合意に達したことも明らかにした。現在Santee Cooper社より提供されている電力料金は米国内の製錬所の中で最も高いことから、契約更新交渉において安価な電力供給の交渉を行っており、2015年10月には、競争力のある電力を確保できなければ現在の契約期限である年末までに操業を休止すると発表していた。

 しかし、今回の基本合意では生産能力の半分を生産する電力しか確保できず、300人もの従業員が解雇される予定のため、同社は2016年に同製錬所の100 %の生産と雇用の確保を可能とするための法案を通過させるために州議会議員に働き掛ける意向を示している。

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