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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2015年12月25日 モスクワ 木原栄治

ロシア:連邦的意義を有する金鉱床開発への外資企業参加が制限される可能性

 2015年12月18日付け地元報道等によると、外資系ロシア企業は、連邦的意義を有する金鉱床開発の入札参加の権利を奪われる可能性がある。現在、政府に対してSukhoi Log金鉱床開発の入札参加者数を制限するという提案がなされており、これが法制化された場合、Rostec社には強力なライバルがいなくなると専門家は懸念している。

 ロシアの産金大手(Polyus Zoloto社、Polymetal社、Nordgold社、Petropavlovsk社)の実質所有者は、ほぼ全員がオフショアを通じて企業を所有している。これらの企業は入札への参加禁止を回避することは可能であるが、入札手続きは非常に複雑になる。

 天然資源環境省によると、Sukhoi Log鉱床の入札に関する提案は、同プロジェクトで政府が大きなシェアを占めるべきとするイルクーツク州政府の要望を踏まえて作成された。これは連邦的意義を有する鉱床であり、政府にはこうした制限を設ける権利がある。しかし、制限の対象となる外資比率については明確にされていない。

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