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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2015年12月25日 モスクワ 木原栄治

ロシア:Metalloinvest社、Udokan 銅プロジェクトのスピンオフを完了

 2015年12月22日付け地元報道等によると、Metalloinvest社は、Baikal Mining Company(BMC) (Metalloinvest社の100 %子会社)を持株会社化してスピンオフする同社再編プロセスが完了したと発表した。現在、持株会社BMCの株主はUSM Metalloinvest社(54.25 %)、USM Investments Limited(26.60 %)、Lebedinsky GOK(15.96 %)、OEMK(3.19 %)となっている。

 Udokan 鉱床開発権は2008年9月10日にMikhailovsky GOK(Metalloinvest社傘下)が落札しており、同社は、採鉱製錬コンビナート第一期分(銅カソード年産15万t(精鉱1,200万t))の操業開始を2014年に予定、フル操業化(銅カソード年産47万4,000 t(精鉱3,600万t))は2016年に予定していた。しかし、スケジュールは再三延期され、2015年11月に天然資源環境省が新たな開発延期を承認したが、具体的な日程は提示されていない。2015年5月、Metalloinvest社のヴァリチェフ社長は、Rostec社が発生済費用に関するUdokan開発プロジェクトの権益25 %のコールオプションを有しており、一方で、中国の複数の有力企業がUdokan鉱床の資料を検討中であると述べていた。6月に中国Hopu Investments社がプロジェクトの権益10 %の購入交渉の凍結を発表した。

 以前、ロシア直接投資ファンド(RDIF)のドミトリエフCEOは、RDIFがUdokan開発プロジェクト第一フェーズでの投資を検討していると述べていた。2015年10月、ロシア開発対外経済銀行(VEB)がBMCに対しUdokan 開発向けに130億ルーブルを供与することが明らかになった。これはVEBによるBMCへの資本参加である。

 BMCは、Udokan銅鉱床(銅資源量2,600万t以上)の開発ライセンスを所有している。

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