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ニュース・フラッシュ

2015年12月28日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:鉱業特別税等は地域コミュニティの利益のために還元

 2015年12月22日付け業界紙等によると、経済省は、某鉱業企業が2014年1月に施行された鉱業特別税、貴金属鉱業特別税等により過剰な徴税を課せられているとして裁判所に対し告訴を行った件を受け、これら税収は鉱業活動が行われている地域コミュニティの利益のために活用される旨をあらためて表明した。

 同省によると、新たに導入された鉱業特別税等は鉱業活動が行われている地域コミュニティに対し鉱業企業の利益を還元する目的のため、Enrique Peña Nieto大統領のイニシアチブの下、進められた政策であり、税収は地域コミュニティの健康増進や教育向上を始めとした社会インフラを整備する資金として分配される。

 一方、2016年における鉱業部門の展望としては、昨今の金属市況下落・低迷が続く見通しであることから、引き続き困難な状況が想定される。Sinaloa州を例にとると、昨今の金属市況を受け、幾つかの鉱山では操業が一時停止され、多くの鉱業労働者の解雇に繋がっている。こうした状況を踏まえ、鉱業投資の促進を図ることが州経済の持続的な発展に繋がると考える。

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