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ニュース・フラッシュ

2016年1月5日 シドニー 山下宜範

豪:資源ブームの終焉で2016年は多くの鉱山労働者が解雇される予定

 2015年12月24日付け地元紙は、これまでの資源ブームを受けて行われてきた鉱山の開発がほぼ完工していること等により、2016年は多くの鉱山労働者が解雇されるであろうと報じた。

 例えばRoy Hill鉄鉱石鉱山やChevronのGorgon LNGなどの大型事業においては建設フェーズが終了することから、これらの数千名の労働者は現在の景気後退の中で新たな職を探すことになるとしている。

 また、NSW州のOrange地区近くのCadia金鉱山においては、5年間に亘った建設が終了に近付いており、同鉱山を所有するNewcrest Mining社によれば、2016年末までに同鉱山の労働者は2015年6月末時点の1,350名から890名にまで減少する予定である。ただし同社によれば解雇される労働者はクリスマスよりもかなり前に通知されている由である。

 この他、NSW州にあるAnglo AmericanのDrayton炭鉱は2016年に閉山の予定であり312名のフルタイムの労働者と97名のコントラクターが解雇されることになる。またSA州のBHP BillitonのOlympic Dam銅・ウラン鉱山では、2017年までにフルタイムの労働者を36 %削減するという取組みの一環として、2016年には380名の労働者が解雇される予定である。

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