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ニュース・フラッシュ

2016年1月11日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:操業開始の新規等プロジェクトの展望

 2016年1月4日付け業界紙等によると、昨今の金属市況の下落・低迷や2014年1月に施行された鉱業特別税等によりメキシコ鉱業は厳しい状況に置かれているが、こうした中、新たに操業を開始した新規プロジェクトや操業を再開したプロジェクト等明るい兆しが見えている。これらの中からトピックス的なプロジェクトを以下に紹介する。

◯El Limón-Guajes金プロジェクト

加Torex Gold Resources社(本社:トロント)がGuerrero州に保有、同社は2015年12月29日に金及び銀の生産を開始した旨を発表した。同社によると、初期投資総額が800百万US$で、鉱山寿命11年に亘り年間金生産量が12 t以上であるほか、金生産コストが504 US$/ozと見込まれており、メキシコで最も低い金生産コストとなる鉱山の一つとして期待されている。また、2016年Q2に本格的な商業生産を開始し、2017年Q1にフル生産に達成する見通しである。

◯San Sebastián銀・金プロジェクト

米Hecla Mining社(本社:コー・ダリーン)がDurango州に保有、2001~2005年に亘って操業していたものであり、同社は2015年に9月に2015年末までに操業を再開する旨を発表した。同社によると、投資総額が5.76百万US$で、当初2年間で銀生産量174 t、金生産量1.1 tを見込む。

◯Santa Gertrudis金プロジェクト

加Gogold Resources社(本社:ハリファックス)がSonora州に保有、2016年初頭に操業開始の決定を下す見通しである。当社によると、初期投資総額が32百万US$で、鉱山寿命12年に亘り、年平均金生産量1.7 tを見込む。

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