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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2016年2月2日 シドニー 山下宜範

豪:価格の低迷でニッケル鉱山が苦境に

 2016年1月26日及び28日の地元紙は、ニッケル価格の低迷によるニッケル関連企業の苦境を報じている。

 Panoramic Resource社は、2016年1月21日、自主的に豪州証券取引所の取引を停止させた。同社は同年1月27日に取引を再開したが、同時にWA州のSavannah鉱山を保存整備(care and maintenance)の状態に置くとして操業を一時停止させ、同鉱山の50名の従業員を解雇することを発表した。

 同社は2015年にもLafranchiニッケル鉱山を閉山して150名の人員の削減を行いSavannah鉱山やWA州のパースの本社においても人員の削減を行なっている。また、Mincor Resources社は、2016年1月27日にWA州のMariner及びMiitel鉱山をニッケル価格が回復するまで保存整備の状態に置くとして同年1月末からの操業停止と従業員40名の解雇を発表した。

 この他、地元紙は、2016年1月にQLD州においてYabuluニッケル製錬所を操業するQueensland Nickel社が同製錬所の237名の従業員を解雇すると共に任意管理手続きに入ったこと、First Quantum ResourcesがWA州にあるRavenshthorpeニッケル鉱山を売却する意向であることなどの事例も挙げている。

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