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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2016年2月2日 シドニー 山下宜範

豪:コモディティ価格の低迷の中にあって金鉱山は好調

 2016年1月29日付け地元紙は、良好な金価格とコスト削減により金鉱山を操業する企業が好調であると伝えた。

 同紙によれば、各種コモディティ価格の低迷により、掘削、採鉱、労働力等のコストが下がってきているが、豪ドル建ての比較的良好な金価格を享受している豪州の金鉱山企業にとって、これらのコストの低下は大きな利益になっている。例えばNorthern Star Resources社は各種契約の再交渉を通じて2016年における3,000万A$のコスト削減を確保しており、今後半年の間に契約満了となるその他の契約についても更なる節約を図る予定である。

 2015年10~12月の四半期における同社の金生産コスト(all-in sustaining cost)は1,040 A$/ozであり、2016年度の目標よりも良いものとなった。2016年1月28日時点の金価格は1,596 A$/oz(1,124 US$/oz)である。同社は同四半期に145,251 oz(4,518 kg)の金の生産を行ない、営業キャッシュフローは1億100万A$であった。

 Evolution mining社においては7箇所の金鉱山の操業により2015年10~12月の四半期は9,780万A$のキャッシュフローを得た。同社の最高財務責任者は、キャッシュフローの増加により債務が削減され、配当政策を再検討する余裕もできたと述べている。

 Doray Minerals社においては2015年10~12月の四半期の金生産コスト(all-in sustaining cost)は1,100 A$/ozであった。同社は2箇所目の金鉱山となるDeflector鉱山の開発をスケジュール通りかつ予算の範囲内で進めている。

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