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ニュース・フラッシュ

2016年2月3日 バンクーバー 山路法宏

加:カナダ鉱業協会、カナダ鉱業界の最新状況や政策提言をまとめたレポートを公表

 2016年2月3日、カナダ鉱業協会(Mining Association of Canada:MAC)は、カナダの鉱業の実態や課題についてまとめた年次レポートの最新版「Facts & Figures 2015」を公表し、市場の変動性や金属価格の下落圧力にもかかわらず、景気後退の中でも鉱業界が依然としてカナダ経済に貢献していることが明らかとなった。

 当該レポートによれば、直接雇用が2014年の375,000名よりも増加した鉱業界は、引き続き先住民を雇用する最大の民間セクターで、今後も産業の発展により雇用増加が見込まれると共に、他の産業である3,700以上の製品やサービスの供給者とも密接に結びついている。また、2014年には鉱業は570億C$のGDPを生み出し、鉱業輸出はカナダ全体のおよそ20 %を占めた。

 また、当該レポートでは、1,400億C$とも推定される潜在的な新規鉱業投資を促進にするため、規制プロセスの改善(安定化、効率化、先住民等との意義ある協議)、操業コストが高い遠隔地や北部のプロジェクトに対する支援(税制優遇措置の導入、インフラ整備促進のための基金設立)、先住民職業訓練イニシアティブのための予算強化、鉱業界の重要なイノベーションの促進による環境・健康・安全の持続的な改善等の政策を提言している。

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