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ニュース・フラッシュ

2016年2月8日 モスクワ 木原栄治

カザフスタン:CRIRSCO基準導入に向けた取り組み

 2016年2月1日付け地元報道等によると、採鉱製錬企業協会(AGMP)は、投資・発展省の地質・地下資源利用委員会と共同で、国際埋蔵量報告合同委員会(CRIRSCO)の鉱物資源量・埋蔵量基準の導入に向けた第一回セミナーを1月27日に開催した。セミナーでは次のことが議論された。

 カザフスタン資源量・埋蔵量報告協会(KAZRC)は、CRIRSCO加盟準備と、CRIRSCO基準により策定されたKAZRC基準の国際的承認に向けた準備に取り組んでいる。KAZRC(CRIRSCO)の算定システムでは、鉱物は資源量と埋蔵量に分けられ、開発・採掘が経済的採算性を有する埋蔵量が明確に等級付けされる。資格に基づき審査を行う独立系専門家は、独立系地下資源専門家連合(PONEN、KAZRC傘下)もしくは他の外国の専門機関の会員でなければならない。

 KAZRCは、CRIRSCOテンプレートに基づく報告基準の策定と更新、企業に対するコンサルティング、基準導入プロセスの調整に責任を負う。新基準への移行の法的枠組みとなるのが、2016年末に採択予定の地下資源法である。主要鉱種の専門家育成のため、KAZRCをベースとする統一研修センター(Mining Training Center)の設立が予定されている。また、EBRDは国際基準導入関連のコンサルティング業務に対する助成金交付に同意している。鉱物埋蔵量・資源量報告の国際基準導入により、広範な外国投資誘致、地下資源利用権流通市場の活性化が促進される。

 KAZRCの主要収入源は会費及びコンサルティング・研修料金である。

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