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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル マンガン
2016年2月9日 シドニー 山下宜範

豪:South 32社はマンガン鉱山等において人員削減及び減損を計上

 2016年2月4日、South 32社はリストラの計画及び減損損失の計上を発表した。

 同社はマンガン価格の低下を受けて、南アフリカにおけるマンガン鉱山において620名の人員削減と共に、生産縮小、資本支出の約80 %削減等の計画を発表した。また、豪州のNSW州におけるIllawarra炭鉱、WA州におけるWorsleyアルミナ製造事業、NT準州におけるマンガン鉱山、コロンビアのCerro Matosoニッケル鉱山においても、2015/16年度の下半期に相当数の人員削減が行われる見込みである。

 減損損失については17億US$の計上が予定されており、このうちNT準州のマンガン鉱山では約9億US$、南アフリカの一般炭の炭鉱では約4億US$の減損損失の計上が予定されている。これらは2016年2月25日に予定される2015/16年度の上半期の決算報告の中で詳細が明らかにされる予定。同社のGraham Kerr CEOによれば、同社の戦略は量ではなく価値の最大化、良質な操業及び明確な財務方針であり、これらが現状のコモディティ価格の下での回復力を支えるとしている。

 地元紙によれば同社が減損損失を計上するのは同社の短い歴史の中で2度目。前回はマンガン鉱山と炭鉱において19億US$の減損損失を計上した。South 32社は2015年5月にBHP Billitonから分離して設立された企業である。

 なお地元紙は、マンガン部門では事業の整理が続いているとして、2016年初めにConsolidated Minerals社がWA州におけるWoodie Woodieマンガン鉱山の操業を停止したこと、また、2015年12月にはOM Holdings社がNT準州のBootu Creekマンガン鉱山の操業を停止したこと等の事例を挙げている。

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