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ニュース・フラッシュ

2016年2月15日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:Peñoles社、マクロ経済の悪化がRey de Plata多金属プロジェクトに深刻な影響を与えていると主張

2016年2月6日付け業界紙等によると、Peñoles社のFernando Alanís Ortega代表取締役社長は、国際金属市況の下落・低迷のほか、原油価格の下落や世界的なマクロ経済の悪化等の影響により、Guerrero州に保有するRey de Plata多金属プロジェクトの操業開始を2018年まで遅らせる見通しである旨を明らかにした。
同社長によると、昨今の国際金属市況の下落・低迷や原油価格の下落等原材料価格の不安定さにより、国際的に見てもビジネス環境が不確実なものとなっているほか、2016年も当初想定した以上に相当程度複雑な状況となることが予測される。一方、治安問題に関しても複雑な様相を呈しているものの、関係当局と良好な協力関係を構築していることにより、同社としては現在まで特に問題とする事案が発生していない。
こうした中、総額324百万US$の投資となる同プロジェクトに関しては、2017年操業開始を目指していたが、現在の国際金属市況やマクロ経済状況を踏まえ、開発工事を遅らせることにより操業開始を2018年に1年後ろ倒しとせざるを得ない現状にある。現在同プロジェクトの開発状況としては、既に探鉱は終了し、浮遊選鉱プラントの建設工事段階にある。
なお、同プロジェクトは、初期段階としての鉱山寿命を20年とする一方、今後の探鉱により鉱山寿命が更に20年延長の可能性が示されている。

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