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ニュース・フラッシュ

2016年2月16日 シドニー 山下宜範

豪:Rio Tinto、2015年度の決算において3年ぶりに純損失計上

 2016年2月11日、Rio Tintoが2015年度の決算を発表した。

 基礎的純利益(Underlying earnings)は45.4億US$であり前年比で51 %減となった。また、前年は65億2,700万US$の純利益を計上していたのに対し、2015年度は8億6,600万US$の純損失を計上し、赤字に転落した。同社が赤字を計上するのは過去4年間で2度目(3年ぶり)である。

 純損失の発生の要因は18億200万US$の減損を計上したこと、また、32億8,200万US$の為替差損等の計上が挙げられる。このうち減損についてはギニアのSimandou鉄鉱石鉱山において11億1,800万US$を計上した。

 売上は348億2,900万US$であり、前年と比べて27 %減少した。部門別の売上では、鉄鉱石が153億500万US$で前年比34 %減、アルミニウムが101億1,700万US$で前年比17 %減、銅・石炭が77億500万US$で前年比23 %減となった。また営業キャッシュフローは93.83億US$となり、前年と比べて34 %減少となった。配当は前年と同額となる1株あたり215 US¢を維持した。

 Rio Tintoでは、2016年は税引き前の生産コスト(Operating cash cost)を10億US$削減し、2017年も同じく10億US$の削減を図ることとしている。また、資本支出について2015年は前年比で43 %減少して46.85億US$となっており、2016年は40億US$、2017年は50億US$とする計画である。従前は各々50億US$、70億US$にする計画であった。

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