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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2016年2月22日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:2015年メキシコ鉄鋼製品の対米輸出の対前年比、2009年以降最大の減少率を記録

 2016年2月16日付け業界紙等によると、米国国勢調査局が発表した2015年におけるメキシコ鉄鋼製品の対米輸出量は、対前年比で23.8 %減少となり、2009年以降最大の減少率を記録した。

 同局の発表によると、2015年のメキシコ鉄鋼製品の対米輸出量は211千t/月で、2014年の277千t/月から23.8 %の減少となった。

 ArcelorMittal México社によると、メキシコ鉄鋼製品の対米輸出減少の要因は、メキシコ鉄鋼製品の価格よりも遙かに安価な中国及びロシア製の製品の米国への輸出増加によるものである。また、中国による過剰生産とロシアルーブルの大幅な通貨切り下げにより、引き続き両国による輸出増加が見込まれ、メキシコの低下は否めない旨警告した。

 一方、全国鉄鋼産業会議所(CANACERO)は、2月15日に欧州連合(EU)本部前において、中国製鉄鋼製品のEU域内への輸入を制限するようEU当局に要求するEU鉄鋼業界の労働者によるデモを支持する旨を表明した。

 また、CANACEROのGuillermo Vogel会頭は、中国は世界及びメキシコの鉄鋼業界において最大のリスクであり、市場経済の状況に関し徹底した合理的な分析が必要であるとの見解を示した。

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