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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2016年2月22日 モスクワ 木原栄治

ロシア:Kola MMC社、ニッケル生産施設を改修

 2016年2月12日付け地元報道等によると、Kola MMC社の精錬プラント焙焼部門において、流動床炉と管状炉を含む第3焙焼ラインのオーバーホールが完了した。

 流動床炉はニッケル精鉱の焙焼とスラグ(酸化ニッケル)生成に利用され、管状炉は流動床炉のスラグを金属化率95 %の製品(管状炉ニッケル粉)に再生させる。

 第3焙焼ラインの前回のオーバーホールは2011年に行われた。今回、流動床炉では、カバー、エアボックス、予熱炉、底板の一部交換、排気管の5つの排煙冷却器ユニットの交換が行われ、炉内ライニングは完全に交換された。

 流動層物質の高温(1,200℃)や発生する含硫黄プロセスガスの有害作用から炉の鋼構造を確実に保護するため、耐火性材料による特殊仕上げが行われている。ライニングの交換は自社で行い、外注費を600万ルーブル以上節減できた。合計約330 tの耐火レンガが交換された。管状炉ではトロンメル、サイクロン及びバブル噴射装置の修理が行われた。

 現在、第2焙焼ラインがオーバーホールのため停止中で、改修完了は2016年夏を予定している。

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