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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2016年2月23日 シドニー 山下宜範

豪:産金企業のEvolution社、鉱山買収とコスト削減で基礎的利益は150 %の増加

 2016年2月18日、Evolution Mining(Evolution社)は2015/16年度の上半期の決算報告を発表した。

 Evolution社はQLD州、NSW州及びWA州において計7箇所の金鉱山を操業する豪州第2位の産金企業である。同社の同上半期の金、銀及び銅の売上収益は前年同期から87 %増加して6億710万A$となった。基礎的利益(underlying profit)は、鉱山等の買収とコスト削減により、前年同期と比べて150 %増加して1億790万A$となった。しかしながら1,550万A$の純損失を計上して、前年同期の4,310万A$の黒字から赤字に転落した。この要因は、Cowal、Mungari及びPhoenixの各鉱山事業の買収による5,400万A$のコストの発生及び3,842万A$の公正価値の調整、Mungari事業(La Mancha社から買収した坑内掘りのFrog’s Leg鉱山及び露天掘りのWhite Foil鉱山等)における3,527万A$ののれん(goodwill)の減損の計上によるものである。

 鉱山事業におけるキャッシュフローは2億290万A$で前年同期と比べて250 %増加した。中間配当は1株あたり1.0 A¢とした。Evolution社は2015/16年度の生産量は770,000~820,000 oz(23.9~25.5 t)の範囲内とし、生産コスト(all-in costs)は970~1,020 A$/ozの範囲内とする計画である。また、坑内掘りのEdna May鉱山に対して1,600万A$の投資をすることとしており、生産の開始は2018年が予定されている。

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